「春を感じるモノはどこにあるかな?園外保育
                   (年長)第一公園」H27.4.23

冬から春に変わるこの季節に年長組さんは虫や花等、春のあたたかさを感じて姿を見せてくれる生き物達を見つけに、近くの公園まで歩いて行きました
どんな生き物達に出会えるかな?

1つのエピソードをお伝えします
砂場遊びで山を1人で作っていた子がいました
その様子を見て、自分から「なかまに いれて」と声をかけていた年長組さん、その人数が6人になると・・・
山を作っていると「ふじさん を つくろう」と遊びの目標が小さな山から大きな山へとアップしました

別のグループがその様子を見て
「ぼくたちは ふじさんに くるまで くるひとが とめらるように ちゅうしゃじょうを つくるよ」と車型のケースに砂を入れて、それを固めると車を何台も綺麗に整列させていました
今度は女の子が
「わたしたちは くるまにのっている おきゃくさんに ケーキをつくって うるは」と砂で作ったケーキを何個も作っていました
1人のお友だちが小さな山を作る所から仲間が集まり、その遊びが大きく発展した様子でした

公園遊びでは 自分でやりたい遊びを見付けて行う
自分が一緒に遊びたいお友だちと意見を出し合いながら、どんな遊びをするか決めたり、今は一人で遊びたいと思う子には様子をうかがいながら職員が声をかける。もちろん、お友だちと遊びたいに声をかけられない子にはサポートをしたりしてしています

「おいしい ケーキを つくって いま〜す」
「できたら せんせいに おしえてあげるね〜」

「いま ドンジャンケンをして あそんでいま〜す」

「せんせい みて みて」

残りの時間は公園の施設を使用させて頂きました

公園を使用する前にどの場所が危険であるか、公園はみんなが使って遊ぶ場所、最後に自分よりも小さなお友だちがいたら先に譲る事をクイズ形式で確認をしました
「春を感じるモノはどこにあるかな?」と探していると・・・「あ」 「あそこに きいろい はながさいている」と指さした先を見つめると「タンポポのはなかな?」「もしかて バナナのはなかもしれないよ」等、色々な意見を言いながら近づいてみるとタンポポの花とわかりました
虫を探しているチームでは、蟻の存在は多く見つける事が出来ましたがそれ以外の虫は、なかなか見つからずに・・・
大きな石を見つけると、それをひっくり返してみると「ダンゴムシが いたよ」と大喜び
ですが、その後は結局何も見つける事が出来ないままに時間が経過すると「ぜんぜん みつからないな〜」と残念な顔をしていたお友だちに先生が「かくれんぼが上手だね」の言葉に「きょうは ぼくたちの まけ(見つける事が出来ない事)だね」とみんなで大笑いしました