「鬼が島を探検するよ(年少)豆まき」        H28.2.3

「今日は何の日か知っていますか?」と荒井先生の一言から始まったうさぎ組のお友だち、「まめを まく ひ」「おにさんが でてくる ひ」と前日の帰りの会で次の日はこんな事をしますよと話しをした内容を覚えていたようでした
「そう!今日は節分の日、季節を分ける日、季節が変わる日、冬から春に変わりますよと知らせてくれる日です」と話し始めました
「そして・・・(間を空いてから) 先ほど鬼という言葉が聞こえてきましたが、鬼はみんなの心の中にいる悪い心が鬼の形になって現れるんですよ」といつも優しい声の荒井先生の声が強い口調に変わりました
「いつも怒ってばかりいると心がイライラして怒りん坊鬼になってしまったり、泣いてばかりいると心がシクシク悲しくなり泣き虫鬼になってしまいます。そして、ヤダヤダばかり言っているとヤダヤダ鬼、好き嫌いばかりしていると嫌い鬼になってしまいますよ」と荒井先生の言葉を聞いている皆さんの様子を見ていると自分の胸に手を当て始めたうさぎ組のお友だち、思い当たる事があったのかな・・・

   
   
   
   

こぐま組の保育室をのぞいてみると両手をお皿にして先生達から豆を受け取っている時でした
「どんな においがしますか?」の質問に「いい においがするよ」「きなこの においだ」「まめの においだね」等、沢山の声が聞こえてきました
「いただきま〜す」と口の中に豆を入れて食べてみると美味しいの声が色々な場所から聞こえてきました

こぎま組の3人の先生、横枕先生・井手先生・笠原先生達も鬼に大変身!
鬼が島(こぐま組の保育室内)をみんなでお散歩しました。鬼は怖いけど、みんなのような可愛い鬼さんならいいね

     
     
     

常に新しいモノばかりではなくて、古るき良き日本の文化を伝えていく事も教育の1つなんでしょうね

ぞう組の保育室から「かよこ せんせいが!かよこ せんせいが!」と悲鳴に似た声が聞こえてきました 何が起きたのかな?扉を開けて中に入ってみるといつもの優しい顔の瀧田先生が赤い顔をして目がつり上がり、黄色い角が頭からはいている鬼になってしまい、みんなを威嚇するかのように立ちふさがりました
川嶋先生がいつもの瀧田先生が戻るには、みんなが持っている豆を瀧田先生の心に向かって投げるように話しをするとみんなで一斉に豆を投げました
でも、いつまでやっても瀧田先生には戻りません。その時、川嶋先生が秘密の呪文「鬼は外」の言葉を教えてくれました
「おには そと!おには そと!」「おには そと!おには そと!」
すると急に鬼が苦しみ始め、蹲ってしまいましたが少し時間が経つといつもの瀧田先生の顔に戻り「あれ! どうしたの?みんな」と不思議そうな顔で見つめていました
「あ〜よかった」としゃがみこんでしまう女の子、「ほんとうに かよこせんせい かな?」と怪しい目で見ている男の子がいました(笑)