「1日のみの梶ヶ谷動物園の開園です
                   (移動動物園)」H27.10.19

     
     
     
     
今日の園行事が行われる前の週で年少組の保育室ではこんな話しがありました
「今度の月曜日、幼稚園の園庭がなんと小さな動物園になりますよ」と思いも寄らない言葉にどうして?と不思議な顔をしている年少組のお友だちに横枕先生はポニーに乗る事や食いしん坊のヤギさんが来る事、豚さんの鳴き声をして「こんな声がする動物さんも来るよ」の言葉に、こぐま組のお友だちは「ぶたさんも!」と身を乗り出して聞いてきました
さぁ、待ちに待ったこの日が来ました
いつもの園庭からは「メ〜」「ブヒ、ブヒ」等、変わった鳴き声が聞こえてきました
1日のみの梶ヶ谷動物園の開園です

アヒルさんに野菜をあげている子がいました。食べ易いように口ばしの前にエサを差し出してはいるのですが、なかなか食べてはくれません。
そのお友だちは勇気を出してスタッフの方に聞いてみると「ちょっと待っててね」と言うとその場を立ち去り、少し経つと手には水が入ったバケツを持ってきました
どうするんですか?と聞いてみると「バケツの中にそれ(野菜)を入れてみてごらん」の言葉にエサをバケツの中に入れて、少し様子を見ているとアヒルさんは勢いよく食べていました
その様子を見ていた長島先生が一言
「今、アヒルさんが食べてくれたのはアヒルさんが食べやすいようになったからだよ。それは、みんながいつも食べているお弁当と一緒だよ。お家の人が食べやすく、そして体を大きくなってほしいという気持ちが入っているお弁当、なるべく残さなさないように食べようね」の言葉に「は〜い」と手を挙げていましたね
動物さんからお家の人の優しさを気づかせてくれた一場面でした

「ポニーさんの なまえを おしえてください」
「おともだちになれますか?」とスタッフの方に聞いているみんなでした

まず、始めに来たのはゆり組のお友だち
手には自宅から持ってきた野菜やフルーツが入っている袋を握りしめ、どんな動物さんがいるか見ていましたね

動物さん達に触れ合う前に大石先生からゆり組のお友だちにエサのあげ方や触れ合い方、そして何よりもみんなと同じ命が有り生きている事、大切に触れ合う意識を持たせる素敵な話しをしている最中に「ブヒ、ブヒ、ブヒ、ブヒ〜」とブタさんがみんなの持っているエサをはやく ちょうだい”と言っているかのように大興奮、大石先生もブタさんの声に負けないようにと声の大きさがどんどんと大きくなっていきました

     
     
     
   
   
   
   
   
   
   
   
   
   
   
   
   

一番の人気者は小さくてフサフサしている雛さんのブース、どの時間帯も混雑していました
みんながフサフサの体を触っていると雛さんも優しい心の持ち主とわかるのか?気持ち良さそうに目を細めじっとしていましたね
中には年長組の男の子の腕に乗って追いかけっこして遊んでいるかのように親しんでいる姿も・・・

他のブースでは遠くの方でみんなが団子のように集まり、その集まりが少しづつ移動している場所が!どうしたのかな?と行ってみると、その集団の真ん中にいたのは大きな亀がゆっくりと歩いていました
その様子を見て、その歩き方を真似したり中には顔までも真似している子も・・・
みんなの洞察力にはビックリしました