カウボーイみた～い（移動動物園）

「かうぼーいみた～い」という不思議な声が園庭から聞こえてきました
「カウボーイ？」とは…
何をしているのかな？と園庭に出てみると、いつもの園庭ではなく沢山の動物さん達の姿が見えました
今日は園庭を使って福田牧場のスタッフの皆さんと動物さん達が遊びに来てくれました

ヒヨコさんを触っていた子がスタッフの方に「いえからもっきたやさいはたべますか？」と質問をすると「お口が小さいので野菜は食べないんだよ、水につけた柔らかいお米や卵の殻など小さなモノを食べるんだ」と教えてくれました
「なんでも聞いてごらん」とスタッフの方が得意げに答えると「このこのなまえはありますか？」とカゴに入っている1匹のヒヨコさんを見せるとスタッフの方が「たくさんいるからね～」と少し困っていました(笑)

一番人気は食いしん坊の羊さんとヤギさん、ヤギさんはみんなが近くにくると前足を乗りだして顔をオリの外まで出して、持っている野菜や果物を‘’ちょうだい ‘’と言っているかのようにずっと見つめていました
その様子に少し怖がってしまう子に先生が手を添えて野菜をヤギさんの口に近づけると長い舌がペロリと一口で食べてしまいました
「くすぐった～い」「さいしょはびっくりしたけどぜんぜんこわくないね」とみんなで大笑いしました

「メエ～」「ピヨピヨピヨ」「ヒヒーィン」の声は、なんだか「マッテルヨ～」と言っているかのように聞こえてきました
まずはどんな動物さんがいるかを探検、耳の長いウサギさんやフサフサの毛をしたモルモット、毎年来てはその食べっぷりには驚かされる羊さんやヤギさん、そして今年は可愛いコヤギも来てくれました

先生からは、動物さん達に家から持ってきた野菜や果物をどのようにして食べさせてあげれば良いのかの方法や動物達と触れ合う時はどこを触ってあげると安心するのかの話しがありました
「沢山の動物さん達とお友達になってきてね」と先生が声をかけると「おともだちになってきま～す」と手を振っていきました

ポニーのバイソンは最初から最後まで子ども達を乗せて、お散歩してみんなを楽しませてくれました
冒頭でもあった「かうぼーいみた～い」という言葉は、こまどり組の女の子がポニーに乗っているお友達の様子を見て言った言葉でした

今日は動物さん達と触れ合う貴重な経験をしたみんな、「あったか～い」「やわらか～い」「ふわふわしているね」と直接、触れる事で生命の尊さを感じていました