「みんなもシャボン玉のように夢や希望に向かって飛んで
欲しいな~(年中)シャボン玉遊び」 R2.6.25

「いっせい の せ~ ふ~だよ」「たこさんの くち にしてね」とみんなで声をかけて確認してから、一斉にやってみると

沢山のシャボン玉が青空に向かって飛んでいきました

「わ~ いっぱい」「たくさんの しょぼんだま」「きれい」

「ん…でも… おおきな しゃぼんだまには ならないね」「もう いちど やってみよう」

何度も何度も

「あれれれ しゃぼんだまと しゃぼんだまが あわさると ぱっと きえちゃうね~」
「べつべつに とんでしまう ことが おおいな~」
「おおきな しゃぼんだまには ならなかった」 「ざんねん」としょんぼりしていた みんなを見て先生はこんな話しをしました

 

「みんなが思っていた事には、ならなくて残念な気持ちになっているかもしれませが、先生は嬉しかった」
「なんで うれしいの?」と子供たちは不思議そうでした

「どうすれば良いか自分達で話し合ったり、話し合った事を実際にやってみて、ダメだった事をどうしてダメだったのか、また話し合っているみんなの姿を見て嬉しかったんだよ」「結果は残念でしたけど…」

「だって、みんなで かんがえれば むずかしいことでも、わかるかも しれないから」 と女の子が胸を張って答えていました

シャボン玉遊びをして、みんなから教わった日になりました

「いっせい の せ~」「ふ~」と吹くタイミングを合わせてシャボン玉を膨らませていたのは年中組の皆さんでした

どうして?みんなで一斉にシャボン玉を膨らませているかは…

それは、1人の男の子の言葉から始まりました

その言葉とは?

 「せんせい」「ひとつの しゃぼんだまは ちいさいけど みんなが ふいた しゃぼんだまが あわさったら おおきな しゃぼんだまに なりますか?」の質問に先生は笑顔でこう言いました

「じゃ やってみよう」

「ふ~」「ふっ」「ぶ~」と唇の形や吹く強さを色々と試したり、掛け声はどんな言葉がいいかを話し合っては、やってみるを繰り返していました

そして決まったのが冒頭に記述した「いっせい の せ~」「ふ~」でした

「たこさんの くち」もみんなで決めました

シャボン玉 飛んだ♩」

屋根まで飛んだ

みんなもシャボン玉のように夢や希望に向かって飛んで欲しいな~

   
   
   
   
   
   

「しゃぼんだま あそび たのしかったよ~」

     
     
     
     

「とおくの おそらまで とんでゆけ~」

   
   
   
   
   
   

対面にならないよう向きを統一して、みんなで横に並びシャボン玉を膨らませると吹くタイミングがバラバラ、「みんな ばらばら だよ」「どうすれば いい?」「こえを だして ふいてみよう」「どんな かけごえ?」と自分の考えや思った事、感じた事を言葉にして話し合っている姿を見て、先生は嬉しそうでした