「僕たち私たちは こんなんに大きく
   なりました(年長)卒園式」   R3.3.17

うさぎ・こぐま・ぞう組のお友達が作った年長組のお兄さんお姉さんへのメッセージボード

お め で と う の気持ちが伝わりますようにと心込めて作りました

マスクをしながらでも、きっと伝わるはずです。いつもお弁当を作ってくれてありがとう、雨の日や雪がちらついた時でも一緒に幼稚園やバス停まで歩いてくれてありがとう、頑張った時に沢山 誉めてくれてありがとう 支えてくれた感謝の気持ちを持って 今までのありがとうを 伝えます

さぁ、卒園式が始まります、みんな準備はいいかな?

園長先生、僕たち私たちは こんなんに大きくなりました

お家の方への ありがとう の感謝の気持ちを 「はい」の言葉に込めて返事をする事を先生と誓っていましたね

   
   
   
   
   
   
   
   
   
   
   
   
   
   
「卒園児入場」の言葉でホール入口から入ってきました


保護者の皆様からのおめでとうのメッセージが込められた大きな拍手の中、ゆり組さんから ばら組さん、さくら組さん、最後にひまわり組さんの135人の卒園児の皆さんが胸を張って自分の席まで歩き、着席しました


担任の先生がみんなの方を見て、ゆっくりと一呼吸してから名前を呼び始めました
今のクラスで最後となる皆さんの名前を楽しかった事、嬉しかった事、悔しかった事、辛かった事など沢山の想いを持って一文字一文字、丁寧に呼びました

自分の名前が呼ばれると静寂した空間の中で「はい」と返事をするみんなの声だけがホール全体に木霊しました
園長先生の前に立ち「おめでとう」と証書が差し出されると左手、そして右手の順番で手を出し証書をしっかり握る手には力が入っていました
「ありがとうございます」と一礼をし自分の席に戻る時の目は未来(小学校)を向いていましたね


感染防止対策から思い出のアルバムを唄う時にはマスクをしながら声の大きさを抑えて綺麗に唄う事を意識し手話を交えて唄いました
みんなで唄う最後の園歌もマスクをしながら心を込めて唄いました
お別れの言葉は事前に撮影した映像を保護者の皆様に見て頂きました

式も終盤を向かえ、担任の先生がホールの中央に立つとクラスの子ども達が一斉に立ち上がり、ホールの扉に向かって歩き始めました

「せんせい」
「これからは あたらしい すてーじに むかって あるいていきます」と決意を持って歩いていくみんなの姿を見ていた先生、嬉しい気持ちと淋しい気持ちを感じていたはずです。みんなが退場した後、保護者の皆様に向かって一礼した後、お部屋の先生も扉に向かって歩きました

その時、きっとこんな想いをしていたはずです、みんなは自分の足で進むべき道に歩み始めたんだなぁと…

卒園児入場

みんなは どんな想いで今日の朝、園制服を着たなかな?

自分が初めて幼稚園に行った日の朝の事は覚えていますか?

初めて給食やお弁当を全部食べて大丸(おおまる)した事をお迎えに来てくれたお家の人に、嬉しそうな顔で話しをした事は覚えていますか?


今は当たり前に出来る事が多いかもしれませんが、幼稚園に来た最初の頃は わからない事やゆっくりやれば出来る事なのに出来ないと思いこんで、「ぱぱ おねが〜い」「まま やって〜」とお願いをする姿が沢山 見られましたね()

でも、今は違います。泣いている小さなお友達がいれば「どうしたの?どこか いたいの?」と声を掛けてくれたり、カラー帽子が見つからないよ〜と困っているお友達がいたら「いっしょに さがして あげる」と言って困っているお友達の心に寄り添ってくれたり、鉄棒が苦手なお友達に「がんばれ がんばれ」とエールを送ってくれたり、最高学年としての自覚と共に生活をしてきたから生まれた友への想いが「一人じゃないんだよ」と教えてくれました