「粘土で作ったお団子の出来上がり〜(年少)
                    お月見」 R2.10.7

お月様に御供えするお団子も用意して、昼間の時間ですので月の姿はありませんが、体を窓に向けて背中を伸ばし両手を揃えました

最初に先生が言っていた食べ物が美味しく育った事と沢山採れた事への感謝の言葉を言いながらお礼をしました
それと、早くマスクをしないでお友達と沢山、お話しが出来る日がきますようにとお願いをしました

 

「おだんご いただきま〜す」と声の大きさを気にしながら いただきますをすると「もちもち して おいしい」「しっかり かんで たべるぞ」「たくさん くちに いれては だめ だからね」と食べる前に先生が言っていたお団子を食べる時の気を付ける事を口にしながら食べました

「こんど いえでも やってみよう」「100こは たべれそう」「さとう しゅうゆ あまくて おいしい」と嬉しそうな声が年少の保育室から聞こえてきました

今年は自分の手で作る事は出来ませんでしたが、僕たち私たちが出来なかった分、次の年少組になったお友達が出来ますようにと先生が作って窓に貼っている、お月様にお願いをしてから ご馳走さまでしたを言いました

   
   
   
   
   
   

「ねんどで つくった おだんごの できあがり」

「おいしいですよ〜」

まずは先生が作るお団子作りです
銀色のボールに白玉粉を入れました
そして、次の食材を取り出す前に、みんなにクイズを出しました

HPをご覧になっている皆さんも一緒に考えてみて下さい
Q1、形は四角いモノです?

この問題だけで、子ども達の答えは
「ちょこれーと かな
「ばたー だよ」
「わかんないなぁ…」

Q2、色は白です

この問題に対しての、子ども達の答えは
「わかった ぎゅうにゅう だよ」

「あ、でも、しかくい かたちは していないなぁ」
「よーぐると かな?」

Q3、最後の問題になります

「よく味噌汁に入っています」
「あ、おとうふ だ」
と答えを導きだしました

「そう、お豆腐で〜す。白玉粉とお豆腐を混ぜると、時間が経ってもモチモチしているんだよ」と話しながら白玉粉が入ったボールの中にお豆腐を入れて混ぜました
先生が混ぜていると、みんなも真似をしながら手をかき混ぜる動作を一緒に行いながら「おいしくな〜れ」「おいしくな〜れ」「おいしくな〜れ」と大合唱しました
よ〜く混ぜてから1つの大きなお団子になりました

「あいりせんせいは、そのおおきな おだんごのまま たべるんですか?」と男の子が質問すると、さっきまで笑顔でしたが「食べません」と真剣な顔で否定していました()

飲み込めるぐらいの大きさに千切り、手の平でコロコロ転がしていると、みんなも先ほどと同じように手の平でコロコロ転がす動作を真似て「おいしくな〜れ」と大合唱しました

綺麗なまん丸な形になったお団子はお湯で茹でて、その後にきな粉と砂糖醤油で味付けをして「出来上がり」と先生が言うと、みんなも「できあがり」と言って大笑いしました

   
   
   
   
   
   

今の年長中組のお友達が年少時には必ず行っていた1年の内で、一番綺麗に月が見えるこの時期に食べ物が美味しく育ち、それを収穫する事が出来る喜びをお月様に感謝する為、お団子作りを年少組の園行事として行っていました

しかし、今年は新型コロナウイルスの感染予防対策の為、限られた人数で教職員がお団子作りを行い、子ども達は担任が行うお団子作りを見学しました

でも、ただ食べるだけではなく、自分のお道具箱から粘土とヘラ、そして粘土板を使い先生と一緒に粘土を使ったお団子作りをしました

     
     
     
     
   
   
   
   
   
   

「おだんご だ〜いすき」

ぞう組の保育室では、お部屋の先生が明らかに何かを背中に隠しながら保育室の扉から入ってきました

みんなが見える位置に立つと「ジャッジャ ジャ〜ン」と口で言いながら、みんなに見せたのはススキでした

「それ おはな ですか?」

「みたこと ないなぁ」「どこに さいて いるの〜?」と初めて目にする子や「みたことは あるけど なまえがわかりません」と首を傾げながら発言する女の子等 いました

 

先生がススキをみんながよ〜く見えるよう前に出しながら、こんな話しをしました

「このススキの姿が稲穂に似ている事やお米がたくさん採れますようにと昔の人がススキと一緒にお供えをしたのが、これからみんなが食べるお団子になります」