「約束は絶対に忘れません(歯磨き指導)」 R4.6.1
「あんぱんまんとの やくそく だよね」「そうだよね〜」と6月3日に行われた食育活動で ぞう組の皆さんが食べ終わったら 直ぐにコップを持って水道に並び、口をゆすぎ歯についていた汚れを落としていたのです
なぜ、こんなに歯を大切にしているかは?
そう、それはみんなのヒーロー、アンパンマンと約束をしたからです
それは6月3日の2日前の出来事でした
「上の歯シュシュシュ〜」
「下の歯シュシュシュ〜」
「奥の歯シュシュシュ〜」
「最後にうがいをしてグチュグチュ ぺー」と自分でブラッシングをしたら、最後はお家の人に仕上げ磨きをしてもらう事が大切ですよと教えてくれました
「そうそう、幼稚園では 食事をしたら ぶくぶく うがいを忘れないでね、約束だよ」とアンパンマンと約束をしました
アンパンマンに歯の磨き方と歯の役割、大切さを教えてくれたお礼とさようならをマスクをしながら言いました
アンパンマンの言葉はみんなの心にずっと響いていたようです
「ほーるで おきゃくさんを まっていま〜す」
「だれが くるのかな?」
アンパンマンとカレーパンマンが仲良くピクニックに来たようですが、途中でお腹が空いてきたので、お菓子を分け合って食べていました
「いいな〜 おかし たべたいなぁ」「あんぱんまんと かれーぱんまんは なかが いいねぇ」とその様子をみんなは見ていました
すると、「アンパンマ〜ン」とバタコさんがアンパンマンを呼ぶ声が遠くから聞こえてきました
その声を聞いたアンパンマンはバタコさんの所に行ってくるねとカレーパンマンを残してジャムおじさんのパン工場に戻りました
食いしん坊のカレーパンマン、アンパンマンの分まで全てのお菓子を食べてしまい、そのまま寝てしまいました
そう、歯には沢山のチョコレートやビスケットなどの食べた物が付いたまま、いびきをかきながら寝ていると…
みんなからは「かれーぱんまん はを みがかなくて だいじょうぶ?」「はが いたく なっちゃうよ」「おきて はを みがいて」とみんなは必死でカレーパンに声を掛けていましたね
「♪そうだ うれしんだ♪」
「♪生きるよろこび♪」の歌に合わせてアンパンマンとカレーパンマンが舞台の袖から出てきました
「あんぱんま〜ん」「まってました」とこの時期になったらやってくる事を理解していた年長組の皆さん、「このまえの やくそくしたこと おぼえていま〜す」と手を振っていた年中組の皆さん、「え〜」と驚いた顔や指をさして「なんで?」と突然の出来事にまだ、心の整理が出来ていない年少組の皆さんでした(笑)
お部屋の先生からは素敵なお客さんがホールに来ますので、会いに行きましょうの言葉だけで、誰が来るのか?1人?
2人?沢山?なのか、わからない状態でホールに来て待っていました
すると…
案の定、あの人がやってきてしまいました
舞台の端から笑い声が…
その声の持ち主は、そうバイキンマン、しめしめと笑いながらカレーパンマンの歯に向かって「バイキンビーム」と言いながら虫歯菌をどんどんと送っていました
「やめなさい、バイキンマン」と戻ってきたアンパンマンが声を掛けるとバイキンマンは「ハ ヒ フ ヘ ホ〜 バイバイキ〜ン」と言いながら行ってしまいました
その騒ぎに気が付いたカレーパンマンがあくびをしながら起きると「イテテテテテテテテ」と苦しみ始めました
「かれーぱんまん、はいしゃさんに いったほうが いいよ」「あんぱんまんが きて くれて よかったね」とみんなの心配する声が聞こえてきました
頬に手をあてながらカレーパンマンは直ぐに歯医者の所へ飛んでいきました
その場に残ったアンパンマンはみんなに問いかけました
「みんなはカレーパンマンのように ならないよう気を付けてね」
「歯はとっても大切です、食べ物を噛んだりする時や お話しをする時も歯はとっても大切な役割をしています」と教えてくれました
「今から正しい歯の磨き方を僕と一緒にやってみましょう」と みんなに声を掛けると年中少組の皆さんは手作りの歯ブラシを使って、年長組の皆さんは自分の指を歯ブラシに見立てて行いました