「棒で叩いちゃうけど、痛かったらごめんね
        大作戦(年中)西瓜割り」 R4.7.5

※西瓜割り用と食用で西瓜は分けています。又、西瓜割り用の西瓜は品質の良くないモノをお店にお願いをしておりますので、なるべく食べ物が無駄にならないように配慮しております

「マスクを外していますので小さな声で スイカオバケさんに感謝の気持ちを込めて いただきま〜す」
園庭に集まった年中組の皆さん、先生からは西瓜割りを行いますので園庭に行きますよの言葉だけで、うぐいす・かなりや・つばめ・こまどり組の皆さんが順番に集まり始めました

すると小林先生が息を切らせながらみんなに近づいてきて、こんな言葉を言いました
「西瓜割りの準備をしていたら、届いた西瓜から変な声が聞こえてきたんです」と目を丸くして驚いている様子でした

「ケケケケケケケケ」と笑い声が西瓜の近くから聞こえてきたとみんなに話しをしていると「あ〜!」とみんなが指をさした方向には、西瓜に目や口、鋭い牙が見えたり長いベロをしたスイカオバケさん達の姿が見えました

その姿に、怖がる様子もなく「わるいことを するなら やっつけてやる」とやる気マンマンな年中組の皆さんでした()

※この日は29度近く気温が上がっていた事で熱中症予防を最優先に考えマスクを外しての活動になっております。ご理解くださいますよう、お願い申し上げます

   
   
   
   
   
   
「とっても おいしいで〜す」
   
   
   
   
   
   
   
「すいかおばけさん、たたいて ごめんね」
見事に西瓜を割る事が出来た皆さんは、その様子を見に行きました

「棒で叩いちゃうけど、痛かったらごめんね大作戦」は大成功でしたが、みんなはあまり嬉しそうではありません

「すいか おばけさん たたいて ごめんね」とみんなの気持ちは嬉しさよりも、いっぱい叩いてしまった事に ごめんなさいの気持ちが強かったようです

すると、割れた西瓜からこんな声が聞こえてきました

「イジワルシチャッテ ゴメンネ」「オトモダチニ ナロウヨ」という声が聞こえてきました

目をキョロキョロさせながら、スイカオバケさんの声かな?とみんなは不思議な顔をしていました

すると男の子が「うん、おともだちに なろうよ」、みんなが「いいね」「おともだち だね」と嬉しそうな顔に変わりました


保育室に戻るとスイカオバケさんからのプレゼント、冷たい西瓜をいただきました

「この すいか、すいかおばけさん じゃないよね」と手に持っている西瓜に口や目、手が付いていなかをじっくり見てから食べているお友達が何人かいました()

お し ま い
「すいかおばけさん、だいじょうぶ?」
「この すいか、すいかおばけさん じゃないよね」と手に持っている食べやすいサイズに切られた西瓜を色々な方向を見て目や口、長いベロが付いていないかを確認していたのは年中組の皆さんでした()

なせ?そんな事をしているのには、理由があります

それについて 今からお話しをさせて頂きます