「ちょっとのピーマンだけど・・・(年少)
    食育活動 焼きそばパーティー」  R5.2.28
「いい かおり」
「はやく たべた〜い」
皆さんが切った野菜と麺を炒めると、部屋中に香ばしい香りがしてきました

「はやく たべた〜い」「10かいは おかわり するぞ」「じぶんで きった ぴーまんを たべてみようかな」と苦手な野菜に挑戦してみよう という気持ちを持ったお友達がいました

手洗い、うがい、手指の消毒をしてから「いただきま〜す」

「みんなで つくった やきそば さいこう」「とっても おいしいね」「おうちでも つくってみる〜」と嬉しい声と同時に「ぴーまん にがてだけど ちょっと たべてみようかな…」とチャレンジする声も聞こえました
先生達は本人が気にしない程度でチラチラと目を向けると1つのピーマンを1/4に歯で齧って目を瞑りながら飲み込んでいる姿を見て、やったねと頭を優しく撫でていましたね

今日はちょっとのピーマンだけど、その子にとっては大きな一歩に先生達の心の中はガッツポーズをしていました(笑)
朝から焼きそばパーティーの事で大盛り上がりの年少組の皆さん、先生がパーティーの準備の為、野菜や道具(※包丁は常に職員が携帯し、切る作業を行わない時は刃先にタオルを巻いて、他の方が触れないよう管理しております)を机に並べていると「これ にんじん だよね、たべれるかな?」「ぴーまん、たべれな〜い」「うぃんなーは だ〜いすき」と自分で野菜を切るワクワクな気持ちと苦手な野菜が目の前にある事で食べれるかな?と心配する気持ちが入り交って複雑な思いをしているお友達が何人かいましたね

「みんなで つくった やきそば で〜す」

包丁の持ち方や切り方を学び、正し使い方をすれば野菜や肉、魚を切る時には必要な道具ですが、間違った使い方をすれば人を傷つけたり悲しい思いをさせてしまうので絶対にしてはいけませんと、いつも優しい顔の田中先生もこの時だけは強い口調で話しをしました

みんなも、その事を理解したようで「はい」といつも以上に大きな返事をしていました
   
   
   
   
   
   
   
   
   
   
   
   
   
     
人参、キャベツ、ピーマンの中から1つの野菜を選び、それとウィンナーを皆さんに包丁で切ってもらいますと先生からの説明に、どの野菜を切るか考えている様子でした。自分の順番になるとコック帽を被り、包丁を持つと一流のシェフになった気持ちでcookingスタート、野菜を抑える手はネコちゃんの手(指を曲げ軽く握る)にして、包丁を斜め下に押し出すように切る事を意識して行いました

包丁の扱い方に慣れている子もいれば、初めて包丁を持つ子など個人差が有りますので、先生が後ろから手を添えてその子の気持ちに寄り添いながら行いました

「ちょっと こわかったけど がんばったよ」「はじめて きった〜」「せんせい、じょうずに きれた?」「きのう おうちで やったんだ」と挑戦した事への達成感とホッとした安堵感で子ども達の顔は照れ笑いをしていましたね