「ピコットという言葉は聞いた事が
         あるかな?(巡回観劇会)」 R4.9.12
「ぴこっとさ〜ん」

「とっても たのしかったで〜す」

「また、きてね」と手を振りながら最後のお別れをしていた皆さん、今日はどんな事をしたのかな?

ピコットさんはどんな人かな?今からお話しをさせて頂きます
今回の人形劇は父母の会役員の皆さんが中心になり感染対策を講じながら開催されました

みんなには子ヤギさんのように誰かを守りたい助けたいという優しさとオオカミさんに立ち向かう勇気、そして家族との絆を人形劇を通して少しでも感じてほしいという想いで実施されました

ピコットさん、そして父母の会役員の皆さん素敵な観劇会ありがとうございました

6人の子ヤギさん達は残念な事に食べられてしまいますが、お母さんヤギさんと隠れんぼの上手な子ヤギさん、心配そうに見つめながらも大きな声は出せないので、自分の心の中でずっとずっと応援していた梶ヶ谷幼稚園のみんなの力によって、食べられてしまった6人の子ヤギさん達を助け、オオカミさんを懲らしめる事が出来ました

 

「こやぎさんたち たべられちゃったの?」 

「どうなっちゃうの?」

   
   
   
自分よりも体の大きいお兄さんお姉さんヤギさんの背中をいつも追いかけていた小さな子ヤギさんが「お兄ちゃんお姉ちゃんを絶対に助けたいんだ」という強い信念とその勇気ある姿を見ていたみんなは、オオカミさんが言っていた「ちょちょいの ちょい」ではありませんが(笑)強い気持ちさえあれば、立ちはだかる大きな困難にも1歩でも半歩でも前に進もうとするはずです
そう小さな子ヤギさんから教えてもらいました


最後に素敵な人形劇を披露してくれたピコットさん、ありがとうございましたの気持ちを贈りました
「グゥアー」 「お腹がすいた」  

「旨そうな肉は どこにある」とオオカミさんが叫んでいます
   
   
   
   
   
   
   
   
   
   
   
「坊や達、どこにいったの?」とお母さんヤギさんが心配している様子です
ホールの入口ではピコットさんの名前とオオカミさんと7人の子ヤギさん達のイラストが描かれたウェルカムボードや入口には綺麗な装飾品が飾らていて、これから始まる人形劇にみんなのワクワクした気持ちがより一層 高ぶっている様子でした


始まる前に司会の先生からピコットさんと演目のご紹介、そして人形劇を見る時の態度についてお話しがありました

「さぁ はじまり はじまり はじまり〜」の言葉と同時に緞帳が開き始めましたよ

 

「おおかみさんと こやぎさんたちの えが かいているね」

「とっても たのしみ~」
緞帳が開き終えると、そこにはピコットさんがいて みんなに「こんにちは」と元気な言葉で話しかけてくれました

みんなも「こんにちは」とマスクをしっかりしてから挨拶をしました

ピコットさんはお人形さんなのでマスクはしていませんでしたよ(笑)


「ピコットという言葉は聞いた事があるかな?」とピコットさんがみんなに質問をすると、みんなは首を左右に振り「ぜんぜん きいたことがな〜い」と答えました

「ピコットは とっても楽しい お遊びという意味なんだ」「これから楽しい時間が始まります。みんな楽しんで下さいね」と口がとても大きくて優しい声をしたピコットさんは、まるで人間のように表情が豊かでユニークなお人形さんです



グリム童話の「オオカミさんと7人の子ヤギさん」7人のわんぱくな子ヤギさん達が元気にブランコをして遊んでいるシーンから始まりました

遊ぶ事に夢中になっている子ども達にお母さんヤギさんが早く家に帰りますよと声を掛けます。でも、なかなか帰ろうとしない子ども達にオオカミさんの存在について話しをして注意するように声をかけました

HPをご覧になっている皆さんもご存知の通り、オオカミさんが7人の子ヤギ達の家の場所がどこにあるか気がついてしまうですが…それには理由があります

それはオオカミさんが会場にいる梶ヶ谷幼稚園の子ども達に、こんな質問をしました

「お腹がペコペコで 美味しいお肉が食べたい」「美味そうな お肉がどこにあるか教えてほしい」と問いかけると、ほとんどの子が「しらないよ〜」「おしえて あげないもん」と断固としてヤギさん達の事を秘密にしていましたが、オオカミさんの困っている顔を見て本当に優しいお友達が「あそこに いるよ」とヤギさん達の家の場所を指さしてしまう、まさかの展開が・・・(笑)

   
   
   
   
   
   
   
   
   
   
   
   
   
   
   
   
   
   
   
   
観劇会が始まる前、朝の保育室ではお家の方から今日の事を聞いていた年少組さんの1人が、お友達に こんな話しをしていました

「ねぇ しってる?きょう おおかみさんが くるんだって」
「え〜 おおかみさんが くるの」
「どこに?」「え〜っと」と悩んでいた女の子に先生が「オオカミさんと7人の子ヤギさんの人形劇をホールで行いますよ」と教えてくれました

「そうだった〜」
「おおかみさん こわいよ〜」「たべられそうになったら どうしょう」と心配していた皆さんに人形劇だから大丈夫ですよと微笑みながら先生が話してくれました

「にんぎょうげき はじめてみる」「とっても たのしみ」と先程までオオカミさんの存在に少し心配していた皆さんでしたが、今ではにニコニコの笑顔に変わっていましたね(笑)