お別れの時間になると、寂しそうな目で「おともだちに なってくれて ありがとう」「またね」と言ってお別れしている子もいました

最後に全員で福田牧場の皆さんと動物さん達に「ありがとうございました」と言って自分達の保育室に戻りました
ヒヨコさんを触っていたこまどり組の女の子に聞きました

「ヒヨコさん触ってみて、どうですか?」
「あったか〜い」
「ふわふわ してる」とその小さな命の温もりを感じていました


ポニーのクレープくんは年少組のお友達を乗せてお散歩をしている時です、「ぼく おもいけど だいじょうぶですか?」とポニーさんを気遣い、サポートをしている福田牧場のスタッフの方に話しかけていました()

 

     
     
     
     
「にがてな たべものは あるのかな?」

「ぼく ぴーまんが にがて だけど やぎさんは たべれる?」
     
     
     
     
朝の支度を終え2クラスごと園庭に出てきました
まずは先生から動物さん達の触れ合い方やエサのやり方についての話しがありました

お家から持ってきた野菜やパンは自分の手の平に乗せ、動物さんの口近くで差し出すとペロリっと食べてくれますよ、と見本を見せながら説明をしていた年長組の先生、すると食いしん坊のヤギさんが先生の手をペロリと舐めると「ひぇ〜」と先生の口からあまり聞いた事がない悲鳴のような声が聞こえてきました

「せんせい だいじょうぶ?」「なめられた だけだよ」とみんなから心配されていました()


「ゴホン、私としたら…変な声を出してしまいました」と冷静を装いながら説明を続けていました
「ヒヨコさんは、とくに体が小さいので触れる時は気を付けて下さい」
「最後に、次の動物さんに会いに行く時はありがとう、友達になってくれての感謝の気持ちを忘れないでね」
「さぁ、いっぱい友達になってきてねと みんなを送り出しました」
   
   
   
   
   
   
   
   
   
   
   
   
   
   
「動物さんとぼく達と私達は一緒だよ
               (移動動物園)」 R4.10.21
「ともだちに なろうよ」とさくら組の女の子と先生がモルモットさんに話しかけていました

もちろん、お話しは出来ませんが背中を優しく触れられているとゆっくり目を細め、とても気持ち良さそうに見えました

今日は動物さん達と触れ合う事が出来る移動動物園の日です
「やぎさん いっぱい たべて〜」
朝、皆さんがいつもと同じ様に登園をしてくると園庭には色々な鳴き声が聞こえてきました

メェ〜 メェ〜 メェ〜

ピヨ ピヨ ピヨ ピヨ

ヒー ヒー ヒー

まるでブレーメンの音楽隊のようでしたね()

「どつぶつさんたち まっててね」「あとで、ごはんを もっていくね〜」と園庭に向かって声を掛け、エントランスに入り靴を置きに下駄箱へ歩いて行きました
「むしゃ むしゃ いっぱい たべるね」
     
     
     
   
   
   
   
   
   
   
   
   
   
   
   
   
食いしん坊のヤギさんに野菜をあげていた年長組の皆さん、ヤギさんが急に食べなくなり、みんなは「どうしたのかな?」と心配していると、ヤギさんが急にう●ちをし始めました(※食事をしながら、HPをご覧になっている方は申し訳ございません)

「わ?」「う●ちをした」と驚きと少し見下ろすような言葉を言っていたみんなに、先生から「みんなと一緒だよ」「みんなも ご飯を食べたりすれば おトイレに行きますよね」「動物さん達も一緒ですよ」と教えてくれました

「そうだよ おといれを がまんすると おなかがいたく なっちゃうもんね」「とっても だいじ」「やぎさん ごめんね」と言葉を掛けていました

世界中の人間がみんなと同じように動物さんとぼく達と私達は一緒だよという心を持ち続けていれば、地球上から絶滅していく動植物がきっとなくなるはずなのになぁ…