「うんとこしょ どっこいしょ(年中・うさぎ・ぞう)
じゃが芋掘り」 R5.6.13
「土に近い茎の部分を持ち、両足を少し広げて膝を少し曲げ、後ろに体を倒すように」と細かい指示をしていたのは大石先生でした
「うんとこしょ」と先生達が声を掛け、その合図と同時に「どっこいしょ」と茎を引っ張り上げました
「でた〜」「おおきい〜」「じゃがいも いっぱい」の嬉しい言葉と「あれ ちいさい じゃがいもさん だね」「ぜんぜん な〜い」の悲しい言葉も聞こえてきました
もちろん、無農薬で育てたじゃが芋ですので、時々そんな事もしばしば(笑)
「じゃがいもさんが いな〜い」と言っていたお友達は場所を変えて、再びじゃが芋さんと力競べをしていました
「じゃがいもを とりに きました〜」と元気な声で教えてくれたのは、ぞう組のお友達とうぐいす組のお友達でした
入園してから初めて幼稚園の畑に来た ぞう組のお友達、うぐいす組のお兄さんお姉さんと手を繋いで歩いてきました
実は…この日の為に、幼稚園の周辺を歩く練習をしていた年少組の皆さんは、ただ歩くだけではなく列を揃えて交通ルールを守りながら歩く練習をしていたのです。歩行者は右側を歩き、横断歩道を渡る時のルールや横断歩道がない時の渡り方等、保育室で予め学んでから実際に園を出てお散歩をしながら歩く練習をしました
今日は年少組の皆さんにとって歩く練習をした成果と畑デビューとなる日になりましたね
年中組の皆さんは、ほとんどのお友達が年少児で2回 畑に来てじゃが芋と薩摩芋の収穫に来た経験がありますので、年少組のお友達と手を繋いで歩く事に、ちょっと背伸びをしたように「ぼくに まかせて いっしょに はたけまで あるこうね」「じゃがいもを いっぱい とろうね」とお兄さんお姉さんから声を掛けていましたね
なぜ?背伸びをしていたかと言うと、去年は自分達が付いて行く側だったのが、今日は頼られる側に立場が変わった事で、年中組の皆さんは、いつもより真面目な顔をしていましたね(笑)
「うんとこしょ どっこいしょ」
「さぁ 畑まで」と先生達が言うと「しゅっぱ〜つ」と元気な声で幼稚園を後にしました。畑までは
230mの距離になります。車があまり通らない道を選び、クラス以外の職員も参加して子ども達の安全を最優先に移動して歩きます。歩く途中で車が来るとその場に停止し、なるべく車との距離をおきボラードがある場所では、そこに集まるよう徹底しています
やっとの思いで畑に到着すると園長先生とバスの運転士さんが待っていました
「皆さんは 何の野菜を採りに来ましたか?」と園長先生が問いかけると 「じゃがいもを とりに きました〜」と元気な声で答えてくれました
「じゃが芋さんとの力競べに、負けないでね」と微笑みながら園長先生が言うと「は〜い」「まけませ〜ん」と力強い言葉が返ってきました
「なんだか、びっくり箱 みたいだね」と先生が笑いながら言うと、男の子が「びっくり はたけ だね」と上手い事を言うと、みんなで大笑いしました
去年まではマスク着用を徹底しながらの収穫作業でしたが、やっとコロナ禍前の当たり前だったあの頃に戻ってきたんだと園長先生や先生達の目は、ちょっとウルウルしていたような…
「おも〜い」「てが いたく なりそう」と言いながらも自分で持ちたいと言っていた年少組さんの両手は土で真っ黒でしたが、先生からそれは頑張った印だよと教えてもらいました
男の子が「えっへん」と言って人差し指を鼻の下を擦るとヒゲみたいな跡が残ると、また みんなで大笑いをしました
「みんなを楽しませてくれて 有難う」と先生からテッシュで拭き取ってもらい、畑作業のお手伝いをしてくれた園長先生とバスの運転士さんにお礼を言い、幼稚園に戻りました
自分の手で収穫したじゃが芋はどんなお料理になったのかな?
「じゃがいもさ〜ん でて おいで〜」
「こんなに おおきい じゃがいも とれました〜」