友だちがいれば　楽しい事は倍に悔しい事は半分に(年中少）入園進級式

明日から始まる幼稚園生活、みんなはその目で初めて見るモノやその両手で色々なモノを作ってみたり描いたり、ピアノの音に合わせて唄ったり、お腹が空くと美味しいお弁当や給食みんなで食べたりして色々な事に挑戦します
時には友だちとケンカをしたり、お家の人がいなくて寂しい気持ちになってしまうかもしれませんが大丈夫だよ。だって、みんなの傍にはいつもみんなの事を見ている先生達がいるから、そして何よりも友だちがいるから・・・
１人よりも２人、２人よりも３人、４人、５人といれば楽しい事は倍に、悔しい気持ちはみんなで半分こに出来るよ
素敵な思い出をいっぱい作ろうね

式が始まると幼稚園の事を何でも知っているお父さん先生、園長先生と紹介されるとみんなで園長先生の名前を呼びました
「始めはお家の方が傍にいなくて寂しい気持ちや不安になってしまうかもしれませんが、皆さんの目の前にいる優しい先生達がきっと皆さんの力になってくれますので安心して下さいね」と園長先生の言葉をしっかり聞いていましたね

司会の先生が「幼稚園ではどんな事をするのか１つやってみましょう」の言葉の後に両手で花の形を作るとみんなも真似をして沢山の花、チューリップが咲きました。春の風を受けて左右に揺らすとピアノの音と共に〝チューリップ”の歌を唄いました
続けて「むすんでひらいて」では唄いながら体を動かす楽しい歌、両手を上にしてみたり、今度は手を横にしてみると飛行機になったり、最後は両手を前にして軽く握り拳を作って左右上下に揺らすと車を運転している運転手さんになって、お家の方もみんなも笑顔になりました

自分の名前が貼ってある下駄箱に名前とマークを確認してから靴を入れ、内履きに履き替え保育室に向かうと、「おはようございます」と元気な声で話しかけてくれたのはお部屋の先生でした
みんなの目をしっかり見たいから姿勢を低くして「お名前を教えて下さい」と声をかけると大きな声で自分の名前を言える子や恥ずかしい気持ちからお家の人の背中に隠れてしまう子、「３さい　です」と自分の年齢を答えてしまった子など緊張している様子が見られましたが、先生の笑っている顔を見て急に笑顔になっていましたね

自分の体格よりも少し大きめな制服を着てお家の方と手を繋いで歩いて来た皆さん、幼稚園生になって初めて登園してきたこの日でしたが生憎の雨に・・・
みんなのニコニコ笑顔を見て雨雲さんが寄ってきて「ぼ　く　も　、よ　う　ち　え　ん　に　い　き　た　い　な　～　」と空の上から眺めている為に雨が降ってしまったかもしれませんね　