「自分の気持ちに負けないようにね〜(年少)豆まき」      H29.2.1

「これは何ですか?」の質問から始まったぞう組さん、田中先生が手にしているのは小さな丸い形をした物が沢山入っている袋でした

「おはなの たねかな」
「ちがうよ だんごむし だよ」
自分の目で見て感じた事をそのまま発言している子や前日に田中先生が言っていた節分の話を思い出して「あ、わかった まめだよ」と嬉しそうに答えていた子がいました

その時、小川先生がみんなに強い心を持ってみんなで力を合わせるよう話しをしました

歯を食いしばりながらも手に持っている豆を鬼に向かって投げました
全員で「おには そと〜」 「わるいおには あっちにいけ〜」
みんなの強いパワーを感じた赤鬼、痛い痛いと言って保育室の扉に向かって逃げて行きました
見事、意地悪な鬼を追い払う事が出来ましたが・・・喜んでいるみんなの顔を見て小川先生が言った言葉は・・・

「みんな、あの赤鬼さんはきっとみんなの心の中にいる悪い心が1つになり鬼となって現れたんだよ〜」
「お家の人を困らせたり、嘘を言ったり、好き嫌いしていると、また赤鬼が来るかもしれないよ〜」の言葉にドキっとしていたうさぎ組さんでした

     
     
     
保育室に戻ってきた川嶋先生がさっきの出来事について、みんなから話を聞くとこう言いました

「みんな、自分の気持ちに負けないようにね〜」と・・・
   
   
   
   

うさぎ組では、全身赤い色をした虎模様のズボンを着ている赤鬼が暴れていました
「じゅんこせんせい」
「じゅんこせんせい たすけて〜」と悲鳴に近い声が聞こえてきます
いつもうさぎ組のみんなの側には必ずいて優しくしてくれる川嶋先生がこの時だけは保育室にはいません

嘗てないピンチがうさぎ組のみんなに襲いかかりました
「いつも いやだ いやだと言って お家の人を困らせている子はいないか〜」
「嘘をついている子はいないか〜」
「好きな食べ物しか食べず、苦手な物を残している子はいないか〜」
と言いながらみんなを追いかけ回し始めました

   
   
   
   

こぐま組では大石先生が紙芝居を使って節分についての話しをしていました
季節を分けると書いて季節が変わる日、春から始まる新しい一年が素敵な一年になりますようにと願いを込めた日である事と悪い鬼が昔、悪さをして村の人たちを困らせていた時に昔の人が炒った大豆を鬼に向かって投げ、その大豆が鬼の目に当たり見事、鬼をこらしめた話しをしていました

「つよい おに だぞ〜」と威嚇?しているこぐま組のみんな

   
   
   
   

「おには そと〜」