「大好きな濱田先生(年中・うさぎ・こぐま)お別れ会」       H29.3.9

木曜日の朝はこの言葉から始まります
「はまだせんせい おはようございます」
「はまだせんせい、きょうのたいそうは なにをやるんですか?」とニコニコした顔で子ども達が体育講師の濱田先生に質問をしているようです

「今日はトランポリンを行います、楽しみにしていてね」と優しい声で教えてくれました

濱田先生と行う最後の体操の時間、楽しいはずなのに心の中は寂しい気持ちも・・・

濱田先生から最後のメッセージ
「うさぎ組のお友だちとぞう組のお友だちは今度、年中組になります。年中組のお友だちは一番上のお兄さんお姉さんの年長組です。今度、幼稚園に入って来る新しいお友だちに、色々教えてあげて下さいね。体操の事や遊具の遊び方、1人で遊ぶよりも仲間と遊んだ方が楽しい事など、沢山お話をしてあげて下さいね。もし、お家の人がいなくて寂しくて泣いている子がいたら、みんなはどうする?」

「ぼくも はじめは ないていたよ」
「だいじょうぶ」
「てを つないで あげるね」等、沢山の意見が聞こえてきました
「きっと、みんななら 出来るよ」
「体操を通して、強い体と友だちの大切さを知る事が出来たからね」

「がんばります」とみんなで濱田先生と約束をしました

年少組のぞう組さんにとって初めて行うトランポリンの体操器具を使った運動、メダリストの内村航平選手や白井健三選手も小さい頃からトランポリンを使った練習を行っていたようです。そのトランポリンを使った全身運動を濱田先生と共に行いました。始めに注意する事や危険な行為についての説明を終えた後、楽しみにしていたトランポリン運動スタートです

「親指を下にして鉄棒と同じ握り方だよ」
「ジャンプする時は両足を揃えてジャンプするのと脚を開いてジャンプするのと、どっちが高くジャンプ出来るかな?」
子ども達と会話をしながら考えさせるように説明を行う濱田先生は、いつもみんなの顔を見ていましたね

年中組のこまどり組のみんなには、年少児に1度経験した子がほとんどいる事や理解する事、危険察知能力も有る事からトランポリン中央にあった補助の棒がない状態でのトランポリン運動を行いました
「出来る子は高くジャンプしても良いよ」
「宇宙まで跳んでも大丈夫だよ」と濱田先生が冗談を交えた言葉掛をすると「うちゅうまで とんでやる」と逆に気合い入ったようでした

   
   
   
   
   
   
   
   
   
   
   
   

「はまだせんせい、また あうことが できますか?」と最後の質問に・・・
一呼吸を終えてから「絶対、 会いに来るからね」と大きな声でみんなと約束した濱田先生、その目にはうっすらと光ものが見えていました

いつも近くにいる事だけが優しさではなくて、遠くからみんなの頑張っている所を見守る事も1つの優しさである事をみんなは感じていたはずです
濱田先生、有り難うございました。いつまでもお元気で、さようなら

   
   
   
   
     

いつもはみんなの楽しそうな声と濱田先生の元気な声が園庭から聞こえてくるはずが・・・今日はなんだか様子がおかしいようです
どうしたのかな?

「はまだせんせい、たいそうのじかん いつも たのしみにしていました」
「はまだせんせい、いつも やさしく おしえてくれて ありがとうございました」
「はまだせんせい、おからだに きを つけてくださいね」
「また あえるひを たのしみにしています」