「小さな奇跡が・・・(年少)秋の遠足 夢見ヶ先動物公園」
                             H28.10.21

いつもと違うリュックを背負って年少組のお友だちは、何処に行ったのかな?

みんなで食べるお弁当は最高ですね

   
   
   
   
   
   
   
   
   
   
   
   
   
   
   
   
   

「かわいい」 「すごいね」 「なにを たべるのかな?」 「おとうさんやおかあさんはいるのかな?」等、みんなの好奇心や想像力には驚かされました

動物さん見学も終盤にさしかかるとペンギンエリアで小さな奇跡が・・・それは男の子の1つの言葉から始まりました
うさぎ組の友達がペンギンの歩くかわいいらしい姿や空に飛ぶ鳥のように優雅さとその迫力ある泳ぐ姿を見て盛り上がっている時、男の子が川嶋先生にこんな質問をしました
「せんせい、あそこにいる ぺんぎんさん、なんだか さびしそうだね」
と指をさす方向に目を向けると、確かに他のペンギンとは違う行動をしていました。それは水に入るのを躊躇する様子で何度か飛び込もうとする仕草を見せますが、なかなか飛び込めないようでした。川嶋先生がみんなで応援してあげようの言葉に「がんばれ〜」「ゆうき だして」「みんながまっているよ」と大きな声で応援しました。それは、いつも自分自身に嫌な事やつらい事が起きた時に、いつも優しい声を掛けてくれる先生達の言葉と同じでした

みんなの応援がペンギンさんの気持ちを押す事はできるのか・・・しかし、みんなの応援の声はペンギンさんには届きませんでした。少し経つと時計を見た先生が次のエリアに進もうと声をかえた瞬間、ジャボンと大きな音が・・・
それは、先ほど水に飛び込む事を躊躇していたペンギンさんが勇気を出して水の中に入っていた音でした。「やった〜 やった〜」 「がんばったね」とうさぎ組のお友だちは自分の事のように大喜びしました。不思議ですね、ペンギンさんから逆にあきらめない気持ちをこちらに教えてもらった気がしました

   
   
   
   
   

幼稚園のアンパンバスと違うバスに乗り、目的地に到着するとバスの運転手さんから「到着しましたよ」の声が・・・「ありがとうございました。かえりも よろしくおねがいします」と感謝の気持ちを伝えバスから降りると、見たこと無い場所にキョロキョロと周りを見わたしていた皆さんの様子を見て、田中先生が「たくさんの動物さんを見に出発!」の声の後にぞう組のお友だちは「しんこう」と右手をグーにして進み始めました

園内に入る入口に近づくと動物さんたちの賑やかな声が聞こえ始めました。「どんな どうぶつさんが いるのかな?」とわくわくしている様子でしたね

昼食を終えると、施設内に設置されている遊具を使わせて頂きました
木と木の間を進む道を歩く場所では「ととろが いるかな?」と探すお友だちやトトロごっこをして遊んでいる子がいました

素敵な思い出がまた1つできました