「“でた〜おおきいの” “あれ、ちいさいのしかないなぁ”(年長)
                           薩摩芋の収穫」  H29.10.26

「さつまいもを とりにきました」と畑の入口から元気な声が聞こえてきました
「きょうは よろしくおねがいします」と畑にいる園長先生とバス運転士さんに挨拶をしていたのはゆり組の皆さん、今日は薩摩芋掘りの日です

「やった さつまいもさんに かった」

目の前にある薩摩芋の弦を両手で持ち両足に力を入れて「うんとこしょ どっこいしょ」と掛け声と共に薩摩芋さんと綱引きです
「おーえす おーえす」「がんばって がんばって」と荒井先生の応援に後押しされて、みんなvs薩摩芋さんの世紀の一戦です

     
     

例年に比べて薩摩芋の量は少なかったですが、一つの大きさは満足出来る大きさが多かったようです

去年と引き続き、天気の神様にお願いをしてくれたひまわり組の皆さん、「たいようのかみさま、こんどこそ さつまいもをとりにくるときには たくさん さつまいもが とれるように はれてください」とお願いをして帰りました

   
   
   
   
   
   

「でた〜おおきいの」と片手では持てないくらい大きい薩摩芋もあれば「あれ、ちいさいのしかないなぁ」と寂しい気持ちがこもった声も聞こえてきました
この日の為に、砂場遊びで土を掘る練習をしてきたというさくら組の皆さん、左右の手をシャベルのようにして勢いよく掘っている姿はさすが年長さん、ですが、その勢いが激し過ぎて土が飛んでくる事も…
薩摩芋の姿が見えると先ほどまでの勢いとは違い芋の周辺にある土を掘り、途中で折れないよう慎重に土を掘っていましたね。これも砂場で練習した成果でしょうか…
見事、薩摩芋が折れないで出てきた時のみんなの目はキラキラ輝いていましたね

「両手でしっかり弦を握って、両足に力を入れてお尻を落としたら、後ろに一気に引っ張るんだよ」

     
     

「せんせい、 みて みて」

   
   
   
   
   
   
   
   

今年は8月に入ると関東を中心に長雨による日照不足と低温の影響で、幼稚園の畑でも予想していた薩摩芋の収穫量が減ってしまう問題が発生してしまいました
年長組の皆さんには、その状況について擬人化した内容で話しをして、お腹がいっぱいなのに水を飲み続けるとお腹が痛くなったり、寒い場所にずっといると風邪をひいてしまうのと同じだよと解りやすく話しをしました
野菜を収穫する楽しさと同時にお家の人が「野菜の値段が高いのよ〜」と口にする言葉の意味を少し理解してくれたようでした

「こんなに おおきいの とれました〜」
「あ〜 はやく たべたいな」