「どうしたら、どうぶつさんの いっていることが
       わかるのかな?(移動動物園)」H30.10.22

エントランスを出るといつもの園庭が小さな動物園に変わっていました

「メェ〜」「ブヒブヒ ブヒブヒ」「ピヨピヨ ピヨピヨ」「ヒヒーィン」と色々な鳴き声が聞こえてきました
その鳴き声を聞いて、真似をする子ども達や「こんにちは て いっているんだよ」と目をキラキラさせていましたね

みんなで、どんな動物さんがいるか見て回ると福田牧場のスタッフの方から、どんな食べ物が好きで名前や性別等を教えて頂きました
40〜50匹ぐらいはいるヒヨコさんの一匹一匹に名前を聞かれたスタッフの人は、とても困った顔をしていましたが…(笑)

この大きなお尻の持ち主の動物さんは、誰だかわかりますか?

   
   
   
   
   
   
   
   
   
   

移動動物園が行われる前の金曜日に、こんな話しが年長組の保育室から聞こえてきました
「ねぇ せんせい」「どうしたら、どうぶつさんの いっていることが わかるのかな」「おしえて ください」と真面目な顔をして質問をしていたのは年長組の女の子達でした

先生が少し悩んだ後に、こう言いました
「そうだね、みんなのように お話しは 出来ないけど 動物さん達に触った時の様子を 見る事が とても大切だと思うよ 」

「自分がお家の人にされたら嬉しい事をしてみたら…だけどヒヨコさんやモルモットさんのような体の小さい動物さんには強く抱きしめたら大変な事になるからね」の言葉を聞いて「からだを なでて あげたいなぁ」「ぎゅっと する〜」「だめだよ やさしくだよ」「わかってるよ〜」の声が聞こえてきました

「この ぽにーの おなまえは ばいそん という おなまえ だ そうで〜す」

「やぎさん」
「こっちを みていたら しゃしんで かおが うつないよ〜」

   
   
   
   
   
   
   

動物さん達と触れた時に「触ってみて どんな感じかな?」と質問すると「あったか〜い」「ふわふわ している」等の声が聞こえてきました
絵本や話しを聞く事で、頭の中でイメージする事は出来ますが・・・直接、触れる事であたたかさや観察する事でお腹が上下運動する事は、ゆっくり呼吸をしている事がわかったり目の色が一匹一匹違う事に気がついたりするお友達がいました

今日は小さな命を感じる大切な時間になりました
今日の先生は動物さん達でしたね。幼稚園に来てくれた動物さん達、子ども達に大切な事を教えてくれて ありがとうございました

モルモットさんを触っていた年長組の皆さん、先生から教えてもらったように怖がらせないように優しく撫でていると「おともだちに なろうよ?」「ぼくは かけっこが とくい なんだ」「きみは?」と話しかけている姿が見られました
モルモットさんも目を細めて気持ちよさそう表情をして話しを聞いているように私は見えましたが…