「先生、僕たちはいつでも大丈夫だよ
(第49回発表会)」 R4.12.3・4
年中組の女の子が本番当日こんなエピソードがありました
予行練習では笑顔で踊る事が出来ていた女の子が突然、自分の演技をする直前に手を振るわせながら先生に言いました
女の子 「せんせい とっても ふあん です」
すると、先生が近づいて こんな話しをしました
先生 「みんな、自分の胸に手を添えてみて下さい」
「いつもよりもドキドキしているのが、わかりますか?」
女の子達 「あ」
「ほんとうだ〜」
先生 「私も皆さんと一緒でドキドキしています」
女の子達 「せんせいも〜」
先生 「はい、皆さんが練習通り楽しんで踊れるかなと不安になる事もありますが、
その時には…
女の子達 「そのときは…」とみんなも次の言葉が気になって覗き込むように乗り出すと先生が
急にくすぐり始めました
女の子達 「え〜」と戸惑っていたみんなでしたが、先生はニコニコでした
先生 「ほらね、笑う事かな」とみんなも笑顔になってドキドキする気持ちも今は
無くなっていました
「さぁ、楽しんできてね」と言った先生に「いってきます」と笑顔になって舞台
手前の階段を上っていきました
「キーン」 「んちゃ」 「うほほ〜い」
ついに、あの名作が実写化に・・・では、なくて ぞう組の皆さんでした
アラレちゃんのハチャメチャ行動にクッスと笑い、そして元気がもらえる歌やダンスになっています
イッシシシと一緒に笑って下さいね
1部 (うぐいす・こぐま・ゆり)※写真の映像は予行練習時の模様になります
シンカリオンのように力強く、超進化速度のように素早い動きで かっこよく踊ります
まばたき禁止、最後は自分の好きなポーズでビシッと決めます。是非、ご注目ください
魔法使いに変身した可愛らしい女の子チームの登場です
練習の時から、ニコニコスマイルで取り組んでいました
今からお客さんのハートに魔法をかけます
それは だ・い・す・き という魔法です
2部 (こまどり・ぞう・ひまわり)※写真の映像は予行練習時の模様になります
男の子と女の子がカラフルな衣装を着て登場です
元気いっぱい、笑顔いっぱい、楽しい気持ちもいっぱい ノリノリで踊ります
ジャンケンを行う振り付けがありますので、お子様と真剣 勝負してみて下さい
どんな人でも必要とされている、全ての人に生きる意味があるん だよと教えてくれた この曲
練習を重ねる毎、 その歌詞に込められたメッセージを理解していきました
今では 大切な曲になっています
勇気を出したい時、一歩を踏み出したい皆さんにとどけ
それは自分達が演技する前の待機場所での事です
「せんせい ぼくたちは いつでも だいじょうぶ だよ」と心配そうに見つめていた先生に声を掛けていたのは年長組の男の子でした
「そうだよね。練習を積み重ねてきた みんななら大丈夫だよね」「楽しんできてね」と送り出した後、みんなの後ろ姿を祈るように見つめていました
小さな声で「がんばれ みんな」と先生が言った後、舞台に駆け昇っていった みんなが突然 後ろを振り向き満面な笑顔で手を振ってから、自分の立ち位置に移動していきました
みんなの自信に満ちた表情を見て、練習を始めた時の顔と今の顔では明らかに変わった事と普段では恥ずかしく言えなかった感謝の気持ちを演技で表現しようと素直な気持ちになっていましたね
緞帳が少しづつ開き、みんなが目にした景色は大好きなお家の方たちでしたね、さぁ音楽が聞こえ始めましたよ
楽しんで踊ってきてね
1回よりも2回、2回よりも3回、3回よりも5回と繰り返し練習すれば きっと上手になる。それは運動会の練習や今まででも経験していたはずだった年長組の皆様、でも今回は歌詞やmelodyに合わせて体を動かす際に顔の表情や仕草で表現する事の難しさに、とても苦労していました
淋しさを表現する歌詞やゆっくりとした曲調では体を丁寧に動かしながらも撓やかに、そして指先まで意識をする。リズム感のある曲では体全体を大きく動かし激しいダンスの中でもsmileを忘れてはいけない、扇回しでは人差し指に全集中をして行う事など年長児だからこそ求められる日々の練習に戸惑いがあったはずです
でも、共に演技している仲間が支えになったり、他の演技チームから拍手や「まえよりも じょうずに なっているね」の言葉が励みになり、もっと上手になりたい、誰かの前で演技したい気持ちが日々を重ねる事に強くなっていきました
お友達と共に生活していれば、嬉しい事ばかりではなくて悲しい事や悔しいと思う事があります
でも、それと同じように心温まる事や楽しい事が確かにあるよ、大丈夫だよと背中を押してくれる曲です
さぁ、ダンスパーティーの始まりです、皆さんも一緒に踊りませんか?